うるるん倶楽部のスタッフをしている こまつ(仮名:男性)です
前回のブログ最後に
世話焼きおばちゃんに宿題をいただいたという終わり方でしたが…。
どんな、宿題か?というと。
「釣書」・「身上書」を書いて出してほしいというもの
これを、最初に書いた時の感想は
「オレのことの内面をみてくれないんだな…」というものでした。
「?」の方は参考をリンクしていただければOKですが…。
そもそも結婚を2つに分けた場合に
「恋愛結婚」と「お見合い」があるわけです。
それぞれの言葉を調べてみましょう
「恋愛結婚」(wikipedia出展)
恋愛結婚(れんあいけっこん)は、恋愛を経た婚姻の事。しばしば見合い結婚と対比されて使われる。
「見合い」(wikipedia出展)
見合い(みあい)とは、結婚を希望する男性と女性が、第三者の仲介によって対面する慣習であり、世界各国にある習慣である
結婚を分けたときの出会い方についてあるわけですが…
「恋愛結婚」の場合は「本人」がお相手と最初に出会って
恋愛がスタートして結婚へ…というプロセスを踏んでいくわけですが…。
お見合いは、「仲人」や「世話人」を介しての出会い。
つまり第三者がお互い結婚の意思をある男女を引き合わせてマッチングさせていく方法です。
本人よりも第三者が選ぶということになる…と。
当時、この仕組みに本当に納得が出来なかったのですよ。
「なんで、自分の結婚相手なのに、自分でえらべないんだ!!!」と
仲人さん、今回の場合は前回(更新2)で紹介した世話焼きおばちゃんが
そのポジションになるのですが
「この人に、俺の何がわかるんだろうか?」と思ったことは
今でもはっきりと覚えています…。
ただ今思えば…それも伝わっていた部分もあるのかもな…とも思えます。
で、さらに釣書きを書いていく中で…
自分のこれまでしてきたいろいろなこと
(仕事の部分や個人的に頑張ってきたボランティア活動など)が無視されて。
親の職業とか、家族構成とか、どの勤めているとか
(会社名だけで判断され内容などは一切無視されたような気持になる…)
背格好とか(写真を提出します。格好いいとは言わないけれど…)
自分の内面を全く無視した。
「外側からの目」で判断されたことに非常にショックと憤りを覚えました…。
とはいえ、あとあと振り返ると。
「お見合い結婚」というのは。「家」と「家」の話なんですよね。
家柄というか、釣り合いをとって仲人さんや世話人さんも縁談を進めないといけない。
本人同士の意思がないか?といわれれば、戦前の親が決めた結婚というわけでもないので
「全くない」わけではないけど…。
ということが…いわゆる「お見合い結婚」なのだということを知りました。
そう思うと、自分というのは、いかに社会人として未熟な存在かというのも
痛いほど感じた体験でした…
とにかく、なんやかんやで「身上書」を作成し、世話焼きおばちゃんに託したのでした。